「草木染」の穏やかな色合い、日本でも昔から好まれてきました。定期的に開催しております販売展示会では、自然の光の中で、アフガン手織物の色彩を見ていただきたいと思います。多民族が共生するアフガニスタンでは、織物の種類も多種多様。専門家の間でも判別や鑑定が難しいと言われています。
古今東西、色々な染料がありますが、アフガン絨毯の草木染の染料の原料を
少しご紹介したいと思います。

〇茶・褐色染料
胡桃:果皮が乾かないうちに成熟した胡桃から一つ一つ剥がして
〇黄色染料
石榴:石榴の果皮
〇赤色染料
サフラン、アカネの根
などが使用されます。

