ウズベキスタンのサマルカンド2026年6月撮影(写真・左・川崎)


響き合う青の建築、青の双子都市
ウズベキスタンのサマルカンド
そして
アフガニスタンのヘラート
初代皇帝ティムールが築いた首都は、ウズベキスタンのサマルカンド。世界中から超一流の建築家や職人が集められ、建設された「覇王の都」です。15世紀はじめ、現在のアフガニスタン北西部・ヘラートへと、帝国の首都を正式に移します。この遷都によりヘラートで花開いたのが「ティムール・ルネサンス」です。国境を越え、2つの都市は同じ「青いドームの記憶」を共有しています。
===============

================
双子の「今」は相反しています
サマルカンドは「世界の表舞台へ」完璧な美しさを取り戻し、世界中の観光客やユネスコを迎え入れています。「文化交差路サマルカンド」として青いタイルの美しい建築物群が世界遺産登録されています。
一方、現在アフガニスタン西部に位置するヘラートは「不屈の芸術都市」震災や政治の波にもまれながらも、伝統と誇りを死守しています。ヘラートを襲った大地震により、歴史的遺構の約90%が深刻なダメージを受けました。しかし地元の歴史記念物エンジニアらの不屈の努力により、ヘラートの金曜モスクの崩落しかけたミナレット(尖塔)や城砦の大部分が、伝統的なスタイルのタイルを用いて急速に修復・強化されています。
そして、やはり不屈の精神で細密画を製作し続けている人々がいます。国立ヘラート大学の細密画学科の教員や卒業生です。

写真左・西垣さん 右・筆者(兵庫県宝塚市)2026年8月
細密画「ヘラートの金曜モスクのミナレット」
宝塚・アフガニスタン友好協会代表・西垣敬子さん*
(連絡先:keiko665@gmail.com)は現地へ赴き、ヘラートの女性細密画家の方々が画業を継続できるよう、伝統が絶えることのないよう、力強く販売を日本で継続されています。
*西垣敬子氏:2026年6月・神戸新聞による「第80回神戸新聞平和賞」受賞
「難民キャンプに物資を届け、大学の女子寮を建設するなど、30年以上にわたってアフガニスタンの支援を続けている」~神戸新聞2026年6月3日・日刊1面記事より~
=======================
写真の「ヘラートの金曜モスクのミナレット」細密画の実物は、秋の販売展示会(鎌倉・2026年9月10日から13日まで)で展示いたします。そして、5年来、販売を継続しているアフガニスタン産のサフランは、ヘラートで栽培されています!このヘラート産サフランの国際的に高い評価を受けている品質を、試飲やワークショップで味わっていただければと準備しております。ぜひご来場お待ちしております。
精緻な細密画の美しさをご覧いただきたいと思います。
=====================




アフガニスタン・ヘラート産サフラン
ヘラートから横浜港へ到着しています。


